2015年02月21日

ケンブリッジ大学図書館で濃縮された時間を持つ

 宿泊場所である嘉悦ケンブリッジ教育文化センターから歩いてケンブリッジ大学図書館へ向かう途中で、かわいらしい花を見かけました。

 センターを出てすぐの庭には、こんな花が。


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 ケンブリッジ大学図書館の横にも、春に向かう花々が咲いています。
 冬から春へという季節の変わり目を、この異国の地で感じることになりました。


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 ケンブリッジ大学図書館は、この地域では一際高く聳えています。


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 その図書館で今日は、小山騰さんと「コーニツキ版欧州所在日本古書総合目録データベース」の相談をしました。昨日のコーニツキ先生との話し合いに加え、今日も小山さんの理解をいただき、すべてがうまく進展しています。ありがたいことです。

 お2人のご意見をうかがい、提案に理解をいただけたことで、この旅の目的はすべてを果たすことができました。
 お2人とのお付き合いは、もう15年になります。いい刺激を受けながら、新しいことに挑みながら、着実に成果をあげて来たことになります。遠く離れてはいても、折々にお目にかかってお話をするように心がけてきたことが、このようないい仕事につながっていると思います。
 さらなる新しい展開に向けて、また歩みを刻んで行きます。

 ここに来ると、必ず小山さんに貴重なお話を伺っています。聞くたびに、知識に対するパワーも一緒にいただけます。いつも、もっとお聞きしたいと思いながら、時間が限られた訪問なので残念な思いで辞することになります。

 今日も、明治初期には日本語の活字がロンドンに来ており印刷されていた、という話に興味を覚えました。また、「日英新報」の存在も教えていただきました。私の課題に活用できそうです。
 50音図については、ドイツの日本語の教科書が貴重な情報を掲載しているようです。さらには、『源氏物語』の英訳をいち早く手がけた末松謙澄のことや、『群書類従』が英国のイートン校やベルギーのルーヴァンにあるはずだということ、ハワイ大学にあった『群書類従』が今はケンブリッジ大学にあること等々。
 知的好奇心をいやましに掻き立てられる話で、得難い豊かな時間を持つことができました。

 帰りがけに、立命館大学が推進しているデジタルアーカイブズとして、ケンブリッジ大学図書館が所蔵する本の撮影現場にも足を運びました。
 大変な仕事であっても、これはいずれ私たちに役立つ画像データベースを構成するものとなります。倦まず弛まず、画像の集積を続けていただきたいと思っています。
posted by genjiito at 07:50| Comment(0) | ◎国際交流