2013年12月19日

親友の手術入院の報を受けて

 大学の同窓生で、『源氏物語』を共に勉強し、研究してきた仲間から、突然手術をしたとのメールが来ました。
 ガンが再発したために急遽手術をし、今は入院しているとのことです。

 手術は無事に終わったようなので、安堵しています。
 しかし、私と同じ頃に、同じようにガンで手術をし、また今度もガンだと……
 再発したようです。
 人間の身体は厄介です。
 
 昨日、名古屋から新幹線で上京する途次、晩ご飯は名古屋駅のホームで買った「みそカツ弁当」にしました。
 ご飯だけは残し、あとは味噌カツとおかずを食べました。
 ところが、ゆっくりと食べていたのに、しだいに食道を通らなくなり、やがてお腹が痛くなりました。
 これは、私にとってはよくあることなのです。
 しばらくは、箸を休めてジッとしていました。
 しかし、それでも治まる気配がありません。
 次の停車駅である新横浜の手前まで、この腹痛に耐えていました。

 私のガンの執刀医であったO先生から、私は臓器が欠脱しているだけで、それは病気ではない、と言われています。
 そのため、食後にお腹が痛くなるのは仕方のないこと、と諦めています。
 こんな自分の身体と、末永く付き合っていくしかありません。

 研究と病気で意気投合している仲間が再発したことに、あまり動揺はありません。
 先週は、彼が刊行した『源氏物語』の古注釈書を活用して、論文を1本書いて入稿したばかりです。
 お互いに啓発し合いながら40年以上の歳月を経て来たので、いろいろなことがあるさ、との思いでいます。
 この次に会うときには、「大丈夫か」と声を掛けるだけで、いつものようにお互いの仕事の話をすることでしょう。

 そういえば、彼が構築している『源氏物語』の本文に関するデータベースを、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉で預かって次の世代に伝える約束を、今春したばかりでした。
 このデータベースは、彼の家に泊まり込んでスタートさせたものでもあります。
 これを機会に、この件についての話を詰めなければなりません。

 お互いに、自分がやってきた仕事を、次の世代に引き継いでもらう用意をする時期にさしかかってきていることを、彼の入院を機に強く意識するようになりました。

 いずれにしても、1日も早い退院を願いながら、これからのお互いのことを相談しなければなりません。
 家に帰った、という知らせを待つことにしましょう。
posted by genjiito at 23:51| Comment(0) | *健康雑記