2013年01月31日

京洛逍遥(253)回転寿司割烹「魚倖」

 バタバタと、いろいろな仕事と用事で走り回っているこの時期なので、話が時間的に前後します。

 先週末、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の最終補訂をした書類を京都市役所に提出しに行ったときのことです。

 京都市役所の前には、ゼスト御池という地下ショッピングセンターがあります。ただし、あまり活気はありません。
 そこに、なかなかいい回転寿司屋さんができました。先週開店したばかりです。鮮魚は、京都の中央市場から毎朝仕入れているそうです。
 
 
 
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 ゼスト御池は、賑やかな三条通りや烏丸御池から離れていることもあり、人通りが少ないのです。観光客のみなさんは、ここまでは足を延ばしません。そのため、この地下街を往き来する人は、地下鉄東西線の市役所前駅を利用する人がほとんどだと思われます。市役所の隣にホテルオークラがあるので、そこに宿泊する人はこの地下街を通る可能性はあります。

 特に用事がない限り、私もここにはめったに行きませんでした。今回は、市役所へ来たので、地下の商店街に降りたのです。この前に来た時以上に、本屋さんの存在が大きくなっていました。
 それに加えて、今回この回転寿司屋さんができたことがわかったので、これからは寺町の一保堂でお茶を買った後は、ここで食事をしてもいいと思っています。とくに、ランチがいいのです。
 
 
 
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 握り、刺身、シジミの味噌汁、茶碗蒸し、天麩羅、と盛りだくさんです。茶碗蒸しの百合根の味が印象的でした。
 これで1,050円です。魚も冷凍物ではありません。魚を捌いたり握っている板前さんも、しっかりと教育を受けた方々のようです。

 目の前のレーンを皿が流れていきます。それも、少し高めの料金設定です。しかし、新鮮でおいしそうです。
 従来の回転寿司屋のイメージを変える、京風の新しいお寿司屋さんとして認知されることでしょう。

 日本人は、何かと軽視していた感のある回転寿司屋さんでした。しかし、こうした店が出て来ると、これまでの回転寿司屋の概念を改めざるをえなくなります。日本人が自虐的に見ていた回転寿司が、こうして少しずつ意識の変革を迫っていると思います。

 回転寿司に日本的文化のすばらしさがあると見る私は、ますます今後の回転寿司の多様化が楽しみになりました。
posted by genjiito at 01:28| Comment(0) | ◎京洛逍遥