2013年01月06日

『源氏物語』の英訳とハングル訳に関する情報

 今日は、来日中のコロンビア大学のハルオ・シラネ先生と、今後のプロジェクト研究に関するご相談等でお話をする機会を得ました。
 その中で、最近アメリカで『源氏物語』の英訳を完成された方のことを確認できました。
 これは、昨夏、ドナルド・キーン先生から教えていただいたことに関連することです。ご本人と連絡を取る前に、もう少し情報を得ておきたいと思っていた所でした。

 『源氏物語』の全訳としては、英語ではアーサー・ウェイリー、エドワード・サイデンステッカー、ロイヤル・タイラー訳に続くもので、〈第4の英訳源氏〉といってもいいでしょう。しかも、古文からの翻訳のようです。
 この第4の英訳者は、シラネ先生がよくご存知の方なので、近日中にメールを差し上げて、さらなる情報を提供していただこうと思っています。詳しいことがわかり次第、ここに報告します。

 もう一つは、『源氏物語』のハングル訳の情報です。
 これまでにも何回か紹介した、鮮文大学の朴光華先生が、『源氏物語韓釈─明石──』(『文華 第十二号』、非売品、204頁、2013.1.1)を発行なさいました。これは、着々と成果を上げておられるハングル訳『源氏物語』の一冊です。底本は、『日本古典文学全集』(小学館、1989年第21版)です。
 
 
 

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 朴先生の『源氏物語』のハングル訳の詳細は、「朴光華先生のハングル訳『源氏物語』」(2010年7月 5日)をご覧ください。

 朴先生は、お一人でこの翻訳をなさっています。根気の要る、大変な作業であることが推察されます。今後とも、ますますの進捗が期待されます。
posted by genjiito at 22:03| Comment(0) | ◎国際交流