2012年12月02日

京洛逍遥(241)源氏の挿絵展を見て回転寿司屋へ

 毎月第1日曜日は、東寺で「がらくた手作り市」があります。たくさんのお店が出るので、掘り出し物探しが楽しめます。しかし、天気がスッキリしないのと、風邪が治りきっていないので、21日の「しまい弘法」に行くことにして、今日は思い留まりました。

 地下鉄丸太町駅に近い京都府庁の南側に、「生活あーと空間 ぱるあーと」という、京町家風のギャラリーがあります。西洞院通丸太町上ルにあるので、人通りは少ない地域です。
 そこで、『源氏物語』の挿絵展が開催されており、今日が最終日だったので、通りがかりに立ち寄りました。
 
 
 

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 これは、日本画家である中村帆蓬さんの、第5回目となる『源氏物語』の絵画展です。
 2007年から描き始めた挿絵シリーズだそうです。
 
 
 

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 今回は、第26巻「常夏」から第33巻「藤裏葉」までの8巻で、各巻3枚づつ、少し小振りの挿絵が額に入れて展示されていました。すべてが目線よりも下に配置されていたので、非常に見やすいと思いました。ただし、奥の和室に置かれた絵は、座って見るようにしたらもっとよかったのでは、という感想を持ちました。

 今回の展覧会の案内を兼ねたポストカードには、真木柱の姫君が柱に文を挟み込む場面が描かれています。
 この巻の絵では、ポートレート風の鬚黒の顔や、灰神楽の中で大騒ぎをする鬚黒と女房たちの表情が、非常に豊かに描かれていました。私は、この第31巻「真木柱」の3枚が、一番印象的でした。

 それぞれの絵には、その内容を示す小見出しが付けられていました。絵の前には、その巻のあらすじを印刷したものが置かれています。もっとも、詳しく内容を書きすぎたせいもあってか、読むのが面倒で省略しました。また、人物関係図が添えてありました。しかし、そこには人物の顔も書き足してあり、それがいかにもアニメ風だったので、これは辞めてほしいと思いました。折角の主たる絵が台無しです。

 これまでに、4回の展覧会をなさっています。
 私はこの方の絵は初めて見ます。ちょうどご本人がギャラリーにいらっしゃったので、少し話ができました。
 毎年1回、この時期に展覧会をしておられるそうです。これまでに描かれた27巻分の挿絵、約90枚ほどを拝見したいものです。そのことについては、いつか画集としてまとめたいそうです。

 登場人物が丁寧に描いてあり、物語の展開に沿って、印象的な場面を取り上げておられます。有職故実や背景もよく勉強されているようで、好感をもって拝見しました。

 小さな展覧会です。しかし、『源氏物語』を絵画化すると量が多くなるので、完成したら大きな作品群となることでしょう。ますますの活躍を期待したいと思います。

 もっと作者の方に話を伺いたかったのですが、天気が怪しいことと、お腹が空いていたこともあり、早々にギャラリーを辞しました。

 血糖値をコントロールするための薬が変わったこともあり、三条の回転寿司屋「むさし」に行きました。
 私はこの店は2階が落ち着くので好きです。階段をあがって、カウンターでいただきました。

 今日は、クリームチーズロールというものを、初めて口にしました。
 
 
 

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 クリームチーズが好きなので、どんなものか楽しみにしました。しかし、サーモンとタマネギとクリームチーズで海苔巻きを作り、それをご飯で巻いて黒胡麻をまぶしたものでした。味は特に印象に残りませんでした。もう一工夫が必要かも知れません
posted by genjiito at 22:15| Comment(0) | ◎京洛逍遥