2012年08月29日

京洛逍遥(235)グリル生研会館の洋食

 下鴨神社の糺の森に隣接して、生産開発科学研究所があります。バス停「糺の森」のすぐ前です。
 
 
 
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 用事を済ませてから、そのビルの1階に入っているレストラン「グリル生研会館」に行きました。
 お店の名前があまりにも堅苦しいので、食事と結びつきません。それでも、常連さんらしい方が、次から次といらっしゃいます。年齢層は高そうです。ご近所の常連さんたちなのでしょう。
 ガラスブロックが明かり取りとして埋め込まれた下鴨本通り側の席に座りました。
 
 
 
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 まさに、昭和の洋食屋さんです。創業は昭和33年。京都大学の中にあった生産開発科学研究所がこの下鴨に移転して来た時以来のお店だそうです。
 銀座の「煉瓦亭」は明治28年創業です。このお店のことは、「銀座探訪(11)柳ではなくて桜満開」(2008年4月22日)で詳しく書きました。しかし、この「グリル生研会館」はそれに負けず劣らず、その流れの老舗の洋食屋さんとしての風格と雰囲気があります。

 少し分厚い透明ビニール製のファイル入れに、手書きのメニューが挟み込まれています。少しベタ付くその手触りが、地方のバス停横の大衆食堂のメニューを思い出させました。
 壁際には、蓄音機とまではいかないまでも、小さなターンテーブルのレコード機と、その左右にビクターの犬のマークが付いたスピーカーが置かれています。もうレコードは鳴らないのでしょうが、大切に飾りとして置いてありました。どこにでもあった、ありふれた道具のように思えるので、わざわざこうして置いてあるのは、何か謂われのあるものなのでしょう。

 ハンバーグも海老フライも、そして野菜サラダも、穏やかな大人の味です。おいしくいただきました。
 
 
 
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 ただし、一つだけ気になったのは、ご飯が少し水っぽくて、ベタベタしていたことです。妻はこれくらいがいい、といいます。しかし、私はもっとふっくらとしたご飯が好きです。それでも、また足を運びたくなるお店です。

 退院記念を何にしようかと思案していたところ、帰り道のすぐ近くにあった、陶磁器とガラスのお店「ちゃわんや歳時器」で、野村由紀夫さんの茶碗が目に留まりました。色と手触りがいいので気に入ったので、一ついただきました。
 
 
 
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 作者の野村さんは、立命館大学で電気工学を学ばれた方で、2007年に独立されています。
 他にどんなものを焼いておられるのか、これまで縁のなかった世界とのキーワードとなるお名前を覚えることとなりました。

 帰ってから、いつものように血糖値を測りました。今日は炭水化物の多い食事だったので、食前にベイスンを飲んでいました。その結果は、食後1時間は236、食後2時間は106でした。これまた、何も問題はありません。

 夕食は、焼きそばにしてもらいました。おいしかったので、お腹いっぱい食べました。それでも、血糖値は1時間後が241と、拍子抜けするほどいい値です。しかも、これはベイスンを飲まずに食べた夕食なのです。
 血糖値を上げない食事の要領が、しだいにわかってきました。
posted by genjiito at 21:55| Comment(0) | ◎京洛逍遥