2012年07月23日

京大病院入院初日の記録

 今回病院に入ったのは、糖尿病に関する科です。
 しばらく私の身体を医師団のみなさまに預けます。
 
 
 

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 看護師さんと先生の問診の後、昼食会というのがあったので、これに参加しました。これは、みんなで食事をしながら、栄養士さんの話を聞く会です。自由参加とのことでした。しかし、とにかく何でも知りたいので、行きました。

 その前に、M先生と治療に関する意見の相違がありました。それは、昼食から早速ご飯が出るとのことなのです。
 私としては、この11ヶ月の糖質制限食のことと、その成果が驚異的なので、今さらこの身をわざわざ高血糖に曝すのはリスクが多いのでは、と言いました。いまごろこんなことが話題になるのですから、打合せ不足でした。
 病院としては、ここでの食事による推移を見たい、とのことでした。それももっともです。私が勝手に測定した数値では、使い物にならないからです。

 結果的には、今日の測定値は私が予測した通りになりました。しかし、これで先生が納得され、新たな提案につながるのであれば、こうした人体実験は苦ではありません。リスクの多い実験に身をささげていることは、十分に承知しています。

 これまでの資料を見てもらいました。前回はヘモグロビンA1cの表がほしいとのことだったのでお渡ししました。今日は、私がコツコツと計測している血糖値の推移を示す表をコピーされました。いずれも、貴重なデータです。胃のない人間で炭水化物を摂取しない日々の成果なのですから。役立ててほしいと思っています。

 さて、食事会の部屋には、病室で食べるはずの食事が運び込まれました。
 
 
 

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 何と、お寿司だったのです。これで実験をしてもらえるのなら、安心して食べられます。
 ごはんが200グラムというのは、これが糖尿病食とはいえ箸をつけるのに躊躇しました。
 案の定というべきか、食べ進む内に目が怠くなりました。さらに目の奥が重くなりました。また、身体が熱を帯びてきました。両手の指先も痺れ出しました。不安を抱えながらも、とにかく実験なのだからと自分に言い聞かせて完食しました。

 食後、栄養士さんのお話がありました。
 
 
 

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 よく知られているカロリー制限食の話です。野菜の重要さを強調しておられました。
 後で2点ほど質問をしました。それは、甘味料は何を使っているか、ということです。「MARVIe」という、我が家で使っている「ラカント」と同じ種類の糖質の少ないものだそうです。
 もう一つは、今日の昼食で炭水化物はどれくらいか、ということです。90グラムくらいだそうです。私はこれまで、1日に炭水化物50グラム以内をメドにしていました。もちろん、素人判断でのものさしだったとはいえ、100グラムにはならなかったはずです。
 それが、この昼食だけで90グラムもあるのです。私の身体にどう影響を与えるのか、今後の様子を冷静に見たいと思っています。

 この昼食に関して、血糖値は以下の通りでした。

食前 30分 119
食後 40分 294
食後 60分 424
食後120分 263

 実は、病院側からは、食前30分と食後120分の測定だけを指示されました。しかし、私の身体は食後60分の状態が重要だということが、素人ながらも長い間の経験でわかっていることを伝えました。それでは、あくまでも個人的なこととして60分の計測もしてみては、ということでした。これは、病院側としては測定機器と試料の問題があるのでしょう。しかし、私は60分経過した時点での数値が重要だとの認識を持っているので、理解を求めました。結果的には、私が持ち込んだ、いつも私が家で使っている機器を使い、試料は病院側のものを使うことで了解が得られました。それによって、記入用紙に60分の数値も参考程度に書き込むことになりました。当然、看護師さんのパソコンにも、食前と食後60分、そして食後120分が入力されるのです。

 さて、上記の数値の推移を見てください。
 もし、病院側の指示通りに食前の【119】と食後120分の【263】だけだと、この血糖値検査の集積はどうなるのでしょうか。その間の40分の【294】と60分の【424】という高い数値が欠落したものであることを考えると、これは大変なことを見逃すことになったはずです。つまり、私の血糖値の最高値は、60分後に現れているからです。それによって、グルコーススパイクと言われる、血糖値の落差の状態がわかります。血管を守るためにも、この落差は低く抑えたいものです。そのためにも、私の経験として40分後も大事だと思っています。ただし、これは私が勝手に計測しているものとなっています。

 午後3時からは、糖尿病教室で学習会がありました。これも自由参加でしたが行きました。
 「あなたの知らない血糖の世界」というもので、血糖測定の仕方を聞きました。この病院で使われている測定器は「ワンタッチウルトラビューティ」というものです。私の「メディセーフミニ」とは違います。お昼に、私のものと病院のもので同時に測定したところ、私の方が10ミリグラム低く表示されました。誤差の内なのでしょうが、これは今後とも試してみたいと思います。

 その後、心電図とX線(胸部・腹部)、さらには体成分分析を受けました。
 いろいろと忙しいことです。

 さて、夕食です。これも、糖尿病食としてご飯が200グラムが付いています。さらには、これまで糖質制限食ではよくないとされている、餡かけや照り焼きがおかずにありました。これも、血糖値が相当高くなることを承知で完食しました。
 
 
 

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 結果は以下の通りです。変化が気になったので、さらに150分後の計測を加えました。

食前 30分  81
食後 40分 211
食後 60分 347
食後120分 225
食後150分 167

 ここからも、病院から最初に示された食前30分と食後120分だけでは、私の体内の血糖値の変化はまったくわからないところでした。つまり、正式な測定値の記録が、【81】と【225】しか残らないからです。つまり、これは胃のない者に特有の現象かも知れません。事実、私の実態がそうなので、それに合わせた情報収集を心掛けているつもりです。

 もっと書きたいことはありますが、もう就寝時間の10時です。
 自分の身体について、いろいろなことを考えさせられた入院初日でした。
posted by genjiito at 23:15| Comment(0) | *健康雑記