2010年11月14日

京洛逍遥(170)宮川町歌舞練場で舞踊を見る

 久しぶりに新幹線に乗って上京してきました。3ヶ月ぶりです。
 こんなに長期間にわたって東京を離れていたのは、6年前にインドへ3ヶ月ほど行っていたとき以来だと思います。

 東京での用事を無事に済ませ、新幹線で京都に帰ってくると、すぐその足で四条にある宮川町歌舞練場で開催されていた舞踊を見に行きました。

 お腹の調子がよくなかったので、東京出発をゆっくりと組んだこともあり、少し遅れて入場しました。
 
 
 
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 私は舞踊にはまったくの素人です。しきたりも見所も、何一つわかりません。前の方の席で、ただただ見ていました。
 演目に変化があったせいか、楽しく拝見することができました。みなさんの日頃のお稽古の成果が、晴れ舞台で華やかに披露されていたように思います。

 若柳弘帆さんの長唄・越後獅子は、旅芸人の初々しさが伝わってきました。
 
 
 
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 若柳吉龍波さんの長唄・新鹿の子は、上品でした。女性だとばかり思っていたところ、後でパンフレットを見て男性だったことを知りました。また、新名取の披露だったとも。ますますの活躍が楽しみな方のようです。

 若柳波和子さんの長唄・鷺娘も、印象に残りました。白無垢で始まった踊りが、七変化よろしく早変わりのみごとさと楽しさが伝わってきました。紙吹雪も効果的でした。花道をも使った踊りで、スケールの大きさを見せてもらいました。

 途中で、小さな男の子と関係者の方が、舞台から紙に包んだものを客席に投げ始められました。
 ちょうど私が前にいたので、その一つを受けることができました。見ると、金平糖を包んだものです。
 何もわからずに見ていた闖入者です。しかし、これも何かのご縁なのでしょう、ありがたく頂戴しました。

 宮川町の歌舞練場は、四条にある南座から南へすぐのところにあります。花街の一角にあり、何度も前を通っていました。中に入るのは、今日が初めてです。
 毎年4月に、この宮川町歌舞練場で「京おどり」が開催されます。
 中には、学校法人東山女子学園があり、舞妓さんや芸妓さんのための教育施設となっています。
 それに加えて、宮川通りには、舞妓体験ができるお店が何軒かありました。ここは舞妓さんの気分にさせてくれる一帯で、周りには出雲阿国以来の茶屋が建ち並ぶところです。
 お茶屋さんにも、入ったことがありません。またいつか、そんな機会もあることでしょう。いつかまた……
posted by genjiito at 22:35| Comment(2) | ◎京洛逍遥