2010年10月23日

京洛逍遥(166)時代祭-2010

 岡崎の図書館における調査を継続している関係で、今日も平安神宮に立ち寄りました。
 前日の桜は、さらに花開いていました。どこまで拡がっていくのか、楽しみです。
 
 
 

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 平安神宮への参道では、明日の時代祭の準備が着々と整っています。
 有料の見物席も、設営が進んでいました。
 
 
 
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 時代祭は、桓武天皇が長岡京から平安の都に入られたとされる10月22日の正午、京都御所の建礼門前を出発しました。約4.5キロの距離を、約2000人が約2キロの大隊列を作って行進します。
 丸太町通り、烏丸通り、御池通り、河原町通り、三条通りを経て、平安神宮に北進する神宮道に入るのは、14時頃です。
 仕事の区切りのいいところで休憩にし、図書館の前に出ると、ちょうど先頭が通りかかるところでした。一昨年の源氏千年紀を機会に提唱された、11月1日を古典の日にしようというメッセージも、しっかりと受け継がれています。
 
 
 
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 名誉奉行である京都府知事と市長の馬車も、ご機嫌で応天門を潜られました。
 
 
 
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 時代祭は明治時代から遡って延暦の時代までの1100年間の風俗衣装が見られます。
 日本の前近代史における、文化、風俗、人物などが、一大絵巻として目の前に展開します。

 自分の国の文化を語れないで、国際交流などが可能でしょうか。ぜひ、若い方々が、この時代祭も一目見ておかれたらいいと思います。
 海外のことを知るための外国語の習得も必要です。しかし、日本の文化が語れない外国語教育に、私は疑問を持っています。
 もっとも、外国語がほとんど話せない私は、このことを言う資格に欠けることを自覚していますので、あまり強くは言えませんが……

 それはさておき、行列の最初は、維新勤王隊列でした。
 
 
 
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 この時代には今はあまり興味のない私は、さっさと後に移動しました。先頭から最後尾までの通過所用時間は2時間ほどです。お目当ての鎌倉時代から平安時代の行列には、10分も歩けば行き会えます。

 一通り撮影しながら後へと移動しました。
 いろいろと興味深い衣装がありますが、とにくか紫式部と清少納言を掲げます。
 
 
 
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 小野小町も。
 
 
 
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 お祭りの本当の主役ともいえる神幸列も欠かせません。
 祭神である孝明天皇と桓武天皇です。
 
 
 
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 一通り見終えるのに40分ほどだったでしょうか。
 引き返すと、大鳥居前の朱塗りの橋を、後半の隊列が通過するところでした。
 
 
 
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 すぐに図書館へ戻り、仕事を続けました。慌ただしい休憩時間となりました。

 図書館からの仕事帰りには、神宮道は片付けを急いでおられました。
 
 
 
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 一大行事が、今年も無事に終わりました。
 また、来年もたくさんの方々に見てもらえることでしょう。

 日本文化を、特に人物を通して自分の目で理解できる、すばらしいイベントだと思います。
 明治28年からの新しい行事です。
 しかし、これも時と共にその意義が重みを持ちだしたと思います。
 来年も、さらに盛大に催されることを期待しています。
posted by genjiito at 22:22| Comment(0) | ◎京洛逍遥