2009年09月18日

ヨーロッパにある日本の古典籍など

 EAJRSで、2日目の研究発表のトップバッターを務めました。
 
 
 
090917happyou発表
 
 
 
 会場となったホテルに宿泊した方が多かったこともあり、みなさん早くから集まってくださいました。
 私が概略を説明し、その後、大内氏が「コーニツキ版 欧州所在日本古書総合目録」についての発表をしました。データベースの使い方からその背景、そして今後の展望などを、要領よくまとめて説明しました。
 質問は、コーニツキ版ユニオンカタログで表示される所蔵機関の略号のことと、このデータベースが非常に有用であることを国文学研究資料館に伝えるにはどうしたらいいか、ということなどでした。
 みなさまのお役に立つデータベースとして育っていることが実感できる反応でした。

 昼食は、参加者みんなで市庁舎へ行き、市長からの歓迎のスピーチを聞きました。
 
 
 
090917cityhall1女性の市長さん
 
 
 
 また、市議会場にも入れていただき、市長の議会運営の話などを聞きました。
 
 
 
090917cityhall2会議場
 
 
 
 市政が開かれていることがわかりました。

 午後は、コーニツキ先生の発表などがありました。
 タイトルは「 Vernacularization and the Book in Japan」でした。
 
 
 
090917peter2
 
 
 
 レジメもキーノート(Macintoshのプレゼンソフトで、Windowsで言うパワーポイント)も使わず、ひたすら言葉で訴える正統派のスタイルです。
 私も、自分の発表ではプレゼンソフトは使わず、写真を映す程度です。今後は、言葉で語るスタイルにチャレンジしてみたいと思います。上の写真も、そのせいもあって英語バージョンの写り方になったようです。

 この日の午後は、多くの発表が英語でなされたこともあり、私には難解でした。
 これは、今後とも修行だと思うことにしています。

 今日も、たくさんの収穫がありました。

 スウェーデンのストックホルムからお出でだった司書の方と、スウェーデン語訳『源氏物語』の話をしました。『源氏物語』の情報をお持ちではなかったので、2種類あることを伝え、探してもらうことになりました。
 スウェーデン語訳『源氏物語』については、これまで、『源氏物語』全帖が直接日本語からスウェーデン語に訳されたことはありません。Arthur WALEYの「桐壺」〜「葵」までの重訳として、1928年にアンナスティーナ・アルクマン、1986年にクリスティーナ・ハッセルグレーンが訳したもの、この2つだけです。エドワード・サイデンステッカーの英訳が、1976年にすでに出版されていましたが、クリスティーナ・ハッセルグレーンは、Arthur WALEYの英訳をもとに重訳しているのです。

 また、楽しみが増えました。

 フランスのパリにも、回転寿司屋があることがわかりました。しばらくパリには行っていないので、貴重な情報です。
 パリのシャトレの近くに「マツリ」や「カイテン」という店があるそうです。
 今度行ったら、確認して来ましょう。
posted by genjiito at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎国際交流