2009年05月09日

京洛逍遙(72)太田神社のかきつばた

 上賀茂神社の東にある太田神社は、かきつばたが群生するところとして知れ渡っています。

 藤原俊成は、かきつばたの可憐さを恋愛に絡めて歌にしています。




神山や大田の沢のかきつばた
  ふかきたのみはいろにみゆらむ




 この太田神社の沢は、2千平米あり、そこに紫一色の花が咲き誇るのです。
 国の天然記念物です。


090404oota1かきつばた群生


 かきつばたは水を好み5月に咲き、あやめは陸を好み6月に咲きます。
 これからも、みごとな花を咲き続けてくれることでしょう。

 神社の裏山は、太田の小径という散策路となっていました。



090404oota2太田の小径



 頂上の見晴らしは、こんな感じです。
 ちょうど、大文字が正面の山肌に見えます。


090404oota3大文字を遠望


 この大文字は、京都市街の至る所から見られます。
 風景の中に自分がいることを実感できます。
 都の香りが、今もこうして伝えられてきているのです。
posted by genjiito at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎京洛逍遥