2008年10月17日

源氏千年(62)源氏展の展示替え

 国文学研究資料館の『源氏物語展』は、今日は展示替えのために休室でした。

 前期の入場者数は2000名弱なので、立川という地を考えるとなかなかの入りです。
 図録は、観覧者の25パーセントの方々が購入されました。これは、驚異的な数字です。後期の推移が楽しみです。
 10パーセントの方が購入されたという、今春の京都文化博物館が異例の多さだったそうなので、これは大変な数字です。

 展示の姿勢と、展示品のラインナップが、こうした成果につながっているのでしょう。解説などのレベルを少し上げ、文字が多い中でもわかりやすい文を目指したことも、評価されているようです。
 それよりも何よりも、色の美しさに神経を配ったことも、受け入れてもらえた要因の1つでしょう。

 さて、明日からの後期を控え、今日はいくつかの作品を入れ替えました。

(1)国文学研究資料館蔵『源氏物語団扇画帖』は、第1図「東屋」から第15図「蓬生」までをしまい、第24図「御法」から第37図「横笛」までを展示しました。
 次回は、10月25日から最後までの15枚を展示します。

(2)天理図書館の『源氏物語絵巻』をしまい、奈良絵表紙『源氏物語』「絵合」を出しました。

(3)池田本(天理図書館蔵)、国冬本(天理図書館蔵)、三条西本(宮内庁書陵部蔵)、大島本(古代学協会蔵)の展示する巻を入れ替えました。
 大島本は、「若紫」の最終丁を広げています。俊成風の書風をお楽しみください。

(4)国文学研究資料館蔵の『源氏物語』断簡を入れ替えました。

(5)天理図書館蔵の周桂本『源氏物語』を入れ替えました。


 明18日(土)は、午後2時から私がギャラリートークをします。
 明日観覧を予定されている方は、よろしかったらお聞きいただければ幸いです。
posted by genjiito at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎源氏物語