2008年10月16日

井上靖の奥さまのご逝去

井上靖の奥さんのふみさんが、先日12日にお亡くなりになった、との記事を読みました。
心不全で、98歳だったそうです。

ちょうど、お書きになっていたエッセイを読み始めようと思っていた矢先でした。

明17日が葬儀で、喪主は、プール学院大学学長の長男修一氏だとのことです。

折を見ては、井上靖の小説を読み、本ブログで「井上靖卒読」として書き続けています。
現在は、43回の『河口』を掲載したところです。

井上靖の作品は膨大なので、私が生きているうちに「卒読」できるのか、いささか心もとないのです。しかし、コツコツと読み、そして書き続けようと思っています。目標は、全作品に個人的な感想を記すことです。

昨年1月には、鳥取の井上靖記念館に行きました。
また、西大井の井上靖が住んでいた家の辺りも散策しました。
しかし、私のブログでは、この時期のものが、サーバーがクラッシュしたために、再現できていません。
記憶を頼りに、いつか再執筆を考えていますが、なかなか思い出せないのです。

井上靖との接点は、『星と祭』が掲載されていた朝日新聞を、ちょうど私が配達していたことにあります。
毎朝、配達を終えた後に、この新聞小説を楽しみにして読みました。ちょうど、私が18歳の時でした。
満月をエベレストで見るということと、琵琶湖周辺の観音菩薩を経めぐるという話に、どんどんと引き込まれました。

私は以来40年近く、井上靖の小説を読み続けていることになります。
奥さんについても、折を見て知るようになりました。

井上靖との接点をつなげようとしていた矢先の訃報に接し、少し戸惑いを感じています。

心置きなく、仲良く語らいの場を持たれることを念じて、ご冥福をお祈りいたします。
posted by genjiito at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | □井上卒読