2008年06月19日

またもやKLMに失望

 ライデンの最終日は、シーボルトハウスへ行きました。
 昨日の打ち上げ会で、講演をなさったシーボルトハウスの館長が、直々に展示品の解説をしてくださることになったのです。またとない機会なので、お言葉に甘えて、空港へ行く前に伺いました。

 フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796―1866)の偉大さを、その2万点のコレクションの一部ではありますが実態をこの目で見て、改めて実感しました。実際に自分の目で見る、ということの大切さを痛感しています。
 とにかく、シーボルトは、ありとあらゆるものをライデンに持ち帰っていたのです。持ち帰れないものは、ミニチュアとして作成してまでも……。
 その興味の広さと、収集の徹底ぶりには脱帽です。
 そのお陰で、江戸時代の末期の様子が、こうしてわかるのです。

 裏の庭園には、シーボルトの胸像と、彼が持ち帰った植物があります。


V3nl_41t_sシーボルト



 植物は、今も生きています。ライデン市内のいたるところに、この日本から持ち帰った植物が育っているそうです。

 なお、最上階では、「京都ドールズ」という写真展をやっていました。


0skpyrvg_sポスター



 これは、京の舞妓さんや、いかにも京都らしい写真を壁面にペタペタと貼っただけの催しでしたが、展示にいろいろと工夫があり、結構楽しめました。

 帰りの空港で、珍事がありました。

 仲間の1人が、スーツケースが4kgオーバーしているということで、中身を減らせというのです。何度か出し入れして、とにかく20キロプラス3キロにしたのですが、それでもダメだというので、また本等をとりだします。それでも20キロプラス2キロあります。本当はダメだけど、という顔をして、とにかく許してくれました。
 正式にはエコノミークラスは20キロまでです。ただし、10パーセントの許容はあるようですが、いつも大体のところで受け付けてもらえます。
 ところが、今日はやたら厳しいのです。私が大分軽かったので、2人で帳尻があっているということにしてくれたらいいのに、融通の利かないお姉さんでした。
 チェックインカウンターに着くとすぐに、私の荷物とともにカウンター横のベルトコンベアーに2つを乗せたのですが、彼の方を下ろせと言うのです。
 そんなに虐めなくても、と思いながらも、スーツケースを開け閉めする彼の姿を見ているしかありません。何か、スッキリしないままのチェックインでした。
 私は、KLM航空はどうも苦手です。

 実は、妻との銀行記念旅行で、もうコリゴリという体験をしています。どこかに書いたような記憶があるので,再掲載はしませんが……。
 KLMの飛行機で非常に不愉快な思いをし、到着ロビーで苦情を伝えた所、後日KLMからオランダ直送の花束が届きました。送りつける、というやりかたにも気分を害し、それを受け取り拒否したところ、今度は図書カードが来ました。もう大人げないので、それは貰っておきましたが、以来、私はKLMは意識的に利用しませんでした。最低の航空会社だと思っているからです。
 今回は、自分で差配できる状況での出張ではなかったので、しかたなくKLMに乗りました。
 ところが、この会社はほとんどその体質が変わっていないようです。

 機内で食事を運んでくれるお姉さんも、何やら不愛想です。
 これは、先入観からのものではありません。
 たまたま私がいたエリアの担当の方が、そのような態度を示される方だった、ということなのでしょうが……。
 私が飲み物のコップを床に置いていたら、危ないので置かないでくれと注意をされました。気をつけてほしい、という趣旨はわかります。しかし、その言い方が、語尾をピョンと上げる調子だったのです。非常に無礼なもの言いだと感じました。

 また、往路でも気になったのですが、到着直前に配られる軽食を乗せたトレーは、どう見ても飼育する動物の餌を乗せるものです。機内食用に使うには、もっと加工と工夫が必要でしょう。


09ozd_cu_s機内食のケース



 日本でも、卵をこれに収めて売っていることがあります。
 段ボールの再利用でしょうが、その紙質が屑物入れのイメージのままです。この質感は、お客に出すものではありません。
 往復でこのトレーに置かれたものを食べることになり、非常に不快な思いをしました。
 配膳されるアテンダントの方々にとっては、すし詰めのエコノミーの機内で、まさに鶏舎のケージに餌箱を置いて回る感覚なのでしょう。
 これは、失礼千万です。

 やはりKLMは、と、今回も思いました。レベルの低い航空会社です。

 不愉快なKLMのことは忘れましょう。
 そうそう、出発間際に、お昼を食べ損ねていたので、この時とばかりに、念願のお寿司を食べました。


Idfvbvcg_sスキポール空港の寿司



 ちなみに、メニューはこんな値段となっています。
 1ユーロが170円くらいとして、1,100円というところでしょうか。


Uqsow2ne_sメニューの値段



 とにかく、この内容でこの値段なので、大いに失望です。
 ご飯にも芯があり、あまりいいものではありませんでした。
 日本食の評価を守るためにも、これは業者任せにしないで、何とか対策を考えるべきです。これでは、「やはり海外でお寿司は食べるものではない」、ということになってしまいます。
 少し高くてもいいと思います。空港等の一画は、世界中の人に寿司の理解を深めてもらう格好の場です。
 どうせ海外だから、で終わるのではなくて、日本らしさを好感を持って感じてもらうメニューの1つに、今後はしてもらいたいと思いました。



posted by genjiito at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎国際交流