2008年05月28日

心身(14)人ごみの中での保身の術

 最近、通勤時に自分が何かから身を守ろうとしていることに、フト気づく瞬間があります。

 電車の中では、本を読むためにメガネを外しています。メガネをかけたままでは、文庫本などは読みにくいし、眼が疲れるからです。

 ところが、電車を下りるやいなや、周りの様子をよく見るために、メガネをわざわざかけます。
 人ごみの中では,何があるかわかりません。
 危険な状態になった時に、咄嗟の判断とタイミングに遅れないためにも、ものがよく見えていることが最大の防御です。
 何から身を守るかというと,予想できない行動をする、見知らぬ人からの危害を避けるためです。

 それだけ、ややこしいことが多発する社会に生きているのです。

 東京駅での乗り換えでは、その移動距離が長いせいもありますが、向こうから来る人の気配に、少しでも不自然な気配を感じると、その人とのすれ違いを避けるために、歩くコースを変えています。最近では、無意識にそうするようになってしまいました。

 エスカレータや歩く歩道などで、反対から来る人が、突然カバンや傘などを振り回さないかと……。
 エスカレータの下りやホームの端で、後ろから突き落されないかと……。

 実際にニュースで知ってしまったことが、たくさん情報として蓄えられました。予想を超えたことが、いつなんどき起きるとも限りません。
 これは、心配性なのではなくて、不測の事態への準備と迅速な対処ができるための心がけだ、と思うようになりました。

 何やら,武士の心得のようになってきました。

 考えたら切りがないのですが,少しでも身を守る安全策をとるに越したことはありません。これも、日常化すると、こうして書くほどに大変なものではありません。
 反射神経の養成です。
 そう思うと、気が楽になります。

 状況を見極めて、サッと逃げる準備をしておくのは、都会の雑踏を泳ぎながら生きる上での、生活の知恵だと思っています。
 見ず知らずの人たちの中を掻き分けて移動する時は,こうした心構えは大切な保身の術だと言えましょう。



posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | *健康雑記