2008年05月13日

平城京から平安京へ遷都して1年

 昨年のゴールデンウィーク以降は、奈良の生駒から京都の北山への引っ越しに明け暮れていました。平城京から平安京へ北上するという、我が家だけの遷都をしたのです。

 5月12日に入居の契約をし、それから怒濤の荷物運びが始まりました。それも、引っ越し業者を使わずに、家族総出の大移動です。
 慣れないレンタカーの2トントラックの運転を、私が結局5回もしました。その間とその後にも、小さな自動車で小物をピストン輸送しました。片道2時間の距離を、20往復以上しました。

 家族みんなで1つのことをするのは、次は私の葬式でしょうか……。
 とにかく、みんなで大騒ぎをして取り組んだ引っ越しは、さらに1ヶ月以上も続きました。想像を絶する荷物の多さ。実は、いまだに運び込んだ荷物は、未整理のものがあります。私の本等は、大多数が書棚に突っ込んだままの状態です。必要になったものだけを取り出す、というのが実情なのです。

 あれからちょうど1年が経ちました。
 今は毎週末に、京洛を自転車で散策する日々です。
 頭の中の平板な平安京が、日ごとに千年の時空を超えて鮮明な映像に姿を変えていきます。自分の中で、ぬり絵や模型作りを気ままに楽しんでいる、と言ったほうがピッタリします。

 思い切って敢行した家移りでした。
 大変でしたが、その苦労は、今では楽しいものとして思い出されます。
 ほんの1年前のことなのに、昨年の今が懐かしく思い出されるのです。

 昨年は、桜を見る余裕はありませんでした。
 今年は、賀茂の桜を愛でる暇がありました。

 京都の季節や行事の移り変わりを、少し体が覚えてき出しました。
 特に、自動車を処分して自転車で街中を回るようになってから、たくさんの物が目に飛び込んでくるようになりました。同じ道でも、通るたびに発見があります。
 自転車でひと通り回ったら、次はさらにゆっくりと自分の足で歩いてみたいと思います。

 また1つ、老後の楽しみができました。
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記