2008年04月27日

源氏千年(35)朝日の「みだし」への疑問解消!

 今朝、というよりも深夜に
「源氏千年(33)朝日「人脈記」の表題が東西で違う 」
という記事を書きました。

 そして、素朴な疑問、関西と関東で表題が異なることを、執筆者である白石さんに直接お尋ねしました。

 すると、これまた早朝にもかかわらず、ご丁寧な返信をいただき、ご教示いただきました。
 私が聞いただけではもったいないので、正解を共有すべく、ここに報告します。




お尋ねの件ですが、
「東西の編集部で独自にタイトルをつける」が正解です。
正しくは「タイトル」ではなく、「みだし」といいます。
記事をレイアウトしたり、みだしをつけたりする専門の記者がいまして、
東京と大阪ではそれぞれ別の記者がみだしをつけます、
一面や社会面の記事はすべてそうです。




 ヘーッ、と感心してしまいました。
 新聞記事は、たくさんの方々の手と目を通して出来ているのですね。そうだからこそ、偏った内容にならないのでしょう。
 それにしても、関西と関東で、別の記者が「みだし」をつけるとは。
 かつて、私は朝日新聞の記者になりたかったので、この情報は「お宝」です。
 インスタントラーメンの味付けが、関西と関東で違うと聞いたことがあります。東西の文化は、こんなところにもうかがえるようです。
 
 昨日と今日は、連載も一休みです。また明日からはじまるので、どんなことが話題になるのか、心待ちにしています。私のまわりでも、多くの方が楽しみにして読み、話題にしています。
 ネットでも、チラホラと話題になっているようです。

 まだまだ連載が続く大変な時期にもかかわらず、素人の些細な質問に即座にお答えいただいた白石さん、本当にありがとうございました。



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源氏千年(34)低次元の朝日新聞の記事に溜め息

 朝日新聞に、「源氏物語の千年紀」をテーマにした連載があります。
 2008年4月26日の朝刊(関西版)の、「屏風が描く恋模様 今日から千年紀展」という記事の中に、気になる表現を見かけました。
 それは、京都文化博物館が開催する源氏展の取材に関するものです。


 25日にあった内覧会には、中国や韓国などの新聞社、テレビ局など計8社の特派員9人も取材に訪れた。特派員らは同展の担当者らに「日本は不倫に寛容な印象を受ける。源氏物語の影響なのですか」などと質問していた。
(高木友絵、村瀬成幸)



 ここで、特派員が日本の「不倫」と『源氏物語』との関係について質問した、とのことを敢えて取り上げた意味は何でしょうか。

 私は、これは担当記者の中国と韓国のへ偏見があるのでは、と読みました。どう見ても、中国と韓国の特派員のおバカさ加減を強調したものいいです。
 また、外国人に『源氏物語』が理解できるのか?、という先入観の表出でもあるかと思われます。

 この記事は、ジェンダーに関わる国際的な文化理解についての、いい教材です。

 もしも、これが本当に特派員の質問であったのであれば、中国と韓国の特派員が持つ文化レベルの低さを露呈したものとなります。
 『源氏物語』という作品が、いかに理解されていないか、文学の評価がいかに低いか、という事例でもあります。

 いずれにしても、低次元の新聞記事に、溜め息が出ました。




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源氏千年(33)朝日「人脈記」の表題が東西で違う

 京都文化博物館の内覧会に出席するために、今週の木曜日に東京から京都へ移動しました。そして、京都の自宅にあった朝日新聞の夕刊第1面を見て、連載中の「ニッポン 人脈記」を追いかける文章を、木曜日と金曜日にも本ブログに載せました。

 先ほど、何気なく京都でも購読している朝日新聞を見ていて、この連載のタイトルが微妙に違うことに気づきました。

 深夜にもかかわらず、すぐに東京にいる息子に連絡をして、私が京都へ来てからの木曜日と金曜日の新聞記事を確認してもらいました。
 その結果、以下のような違いがわかりました。

第1回 2008.4.21(月)
・関東「抑留を耐えた宇治十帖」
・関西「耐え抜いた運命の1冊」
第2回 2008.4.22(火)
・関東「よみがえれ平安の恋歌」
・関西「平安のロマン 私の言葉で」
第3回 2008.4.23(水)
・関東「紫の君 素顔を見せて」
・関西「紫式部の面影求めて」
第4回 2008.4.24(木)
・関東「小猫がたぐる運命の糸」
・関西「運命 招き寄せた小猫」
第5回 2008.4.25(金)
・関東「命がけの筆 愛の煉獄」
・関西「煉獄の世界に命をかけて」

 同じ朝日新聞でも、関西と関東とで記事が異なることは承知していました。東京で読んだ記事を奈良や京都で読み、その逆のこともしばしばあったからです。しかし、表題が異なることには、今まで気づきませんでした。
 ということは、この表題は、記事を執筆した方、今回の場合は白石さんが2つの見出しを考えられるのか、それとも東西の編集部で独自にタイトルをつけられるのか、いろいろなことが想定されます。

 些細なことではありますが、気になり出したら眠れない性分なので、実際のところを知りたくなりました。



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