2008年03月30日

隣からの騒音への対処

 我が家の隣は、新築のオープンハウスとなっています。その家のエアコンが我が家との狭い隙間にあるため、その室外機のコンプレッサーの音が響いて困っている、ということを伝えに行きました。2月上旬のことでした。
 対応に出られた不動産屋の方と10分ほど話しました。
 こちらから話したことは、以下の通りです。



・家との狭い境目にあるエアコンの室外機が響いてうるさく思っていること。
・エアコンのスイッチが入るたびに、いわゆる町の工場のような音に包まれる。
 特に室外機がある周辺の、台所・洗面所・お風呂場・トイレ・2階の各部屋で。
・夏場からそうだったが、一冬越して様子を見てと思って今日まで来た。
・しかし、やはり我慢の限界だと思って、こうして実情を伝えにきた。
・家が売れて新しい居住者が入って来られると、夜もうるさくなる。
・今のうちに対策がないものかと、こうして理解を求めに来た。
・室外機を家の前か後ろに変更してもらうと、我が家への騒音は減るのではないか。
・快適な居住空間を求めて奈良から転居してきたので、よりよい環境で生活をしたい。
・我慢の日々を強いられたくはない。



 などなど、相手方に理解を求めて実情を伝えました。
 問題が微妙なことなので、言葉と表現には気を使いました。
 住宅地での騒音についてのトラブルは、難しい要素を抱えていることを知っていましたので。

 相手の不動産屋の男性は、次のような対応をなさいました。



・うるさくしようとして、音を出しているのではない。
・近所を見ればわかるように、京都の家は隣とが密集している。
・みんなそれなりにエアコンの音はする。
・特にお宅との境目は狭く、そこに室外機があるために、余計に響くのだろう。
・2階が特にうるさいのは、そのためかもしれない。
・メーカーが定めた基準値でエアコンが作られている。
・しっかりとした工事で設置しているので、動かすことはできない。
・動かすにしても、工事を伴い、費用がかかる。
・家の横に2台(後で1台と変更)の室外機が、そして裏に2台ある。
・お互い様なので、お宅が我慢するしかないのではないか。
・市なり町なりに相談に行けばいい。
・うちとしては、どうしようもない。
・普段ここにいるが、エアコンを使うのは極力控えている。
・寒いのでエアコンを使っているが、夕方には切って帰っている。
・決まりで、ガスがまだ使えないので、今はエアコンしか暖房がない。
・家が売れて新しい人が入ったら、ガスによる床暖房などを使うはずだ。
・そうすると、一日中うるさくなることはないはずだ。
・今日あなたの話は聞いたが、私には何もできない。
・とにかく、うるさくても、我慢してもらうしかない。



 これに対して、私からは、「エアコンの使用を控えるということと、その音がうるさくて迷惑を被っている」、というレベルの問題とは、それぞれを切り分けて考えるべきだと言いました。
 そして、



・我慢するしかない、とのことだが、我慢の限界はおのずとあるので、これ以上ややこしくなることを避けるためにも、今日こうして現状を伝えに来たものである。
・おそらく、我が家がお宅のエアコンの騒音で迷惑を被っている、ということをあなた方はご存知ないと思われるので 、まずはそのことを伝えたかった。
・何か対策を講じたいとの思いから、こうしてお知らせに来た。



ということを確認して、その日は帰りました。

 結局は、とにかく、先方としてはどうしようもないので、我慢してくれ、と言うしかない、とのことでした。
 私としては、何か対策を考えませんか、と、一応問題の対処を投げかける形で帰ってきました。


 それからひと月ほどした3月の中旬のことです。
 車を処分した後の駐車スペースを花壇にするために手入れをしていたところへ、隣の不動産屋さんがフラリと立ち話に来られました。そして、お宅との家の間に置いていた室外機を移動することになるはずだ、と言われました。
 確かに、午後に電気屋さんの車が止まっており、それ以来、隣からの騒音はなくなったように思われます。
 燐家からの指摘は無視できないと、会社側は思われたのでしょう。売れてしまってからのトラブルも避けたかったこともあるでしょう。とにかく、一件落着です。

 困っていたら、そのことをまずは相手に伝えることが大事だと思います。
 今回は、何とか対処してもらえました。しかし、いつもこうは行かないと思われます。
 一方的に迷惑を被る場合には、なおさら相手方は動いてくれないことが多いでしょう。今回の場合も、最初はそうだったのですから。
 相手方に痛みがない場合には、豊かな想像力がないと、自分が与えている苦痛の意味はわからないのです。

 自分が被害に遭っていることを相手に伝えるのは勇気がいります。
 しかし、我慢しつづけるのも、よくないのです。
 ハースバイケースですが、微妙な問題には、とにかく実情を理解してもらう努力は必要だと思います。
 ささやかですが、一例の報告です。




posted by genjiito at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記