2007年07月18日

スクーバ・ダイビング(3)

 ダイビングのプールでの実習は3回目となります。
 前回は鼻から水を飲んだり、口に水が入ったりで、水中で悪戦苦闘しました。その記憶が残っていたので、今日は行くのが何となく気詰まりな気がしていました。しかし、それでは何も出来ないので、とにかく足を向けました。学校に行きたくない時の気持ちがこれなのでしょう。

 まずはスポーツクラブのラウンジで、これまでダイビングの講習用のテキストで勉強したことの半分ではありますが、テキストの練習問題(2回分)を解いた紙をもとにして自己採点をしました。
 9割くらいのできでだったでしょうか。間違った1割は、記述式の問題です。述べている内容がピンボケでした。ダイビングのテキストを理解するのも大変です。あと3回分の練習問題が残っています。
 実際に海で実習をうける2週間後までに、都合5回分の練習問題を見てもらい、出来なかったところの復習をしてから、本テストを受けることになっています。受験生の気分で取り組んでいます。電車の中では、教本のテキストにかじりついています。

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258頁の本なので、結構なボリュームです。

 午後8時半から実習です。
 今日からは、自分のスーツ、マスク、フィン(足ヒレ)でのダイビング練習です。とにかく、水に入るまでの準備が大変です。水中をさ迷うということは、生と死が隣り合わせのことをするので、道具に神経を配るのは当然のことです。事故が一番怖いのですから。
 私は、腰に巻くウエイトとしての重りを、左右2キロづつつけて水の中に入りました。しかし、それでは体が沈まないのです。さらに1キロづつ足して、ようやく水中で静止できました。痩せ型で脂肪がない体なので、浮力が足りないのです。

 早速、スクーバ・ダイビングで必要なスキルの練習です。早くも、水中でマスクを外し、口で呼吸をしながら付け直す脱着訓練です。前回は、ここで水が鼻から入ってきて閉口しました。緊張の一瞬でしたが、今日は、おっかなびっくりながらも、難なくクリアしました。マスクで鼻を覆わない状態で、レギュレーターだけで呼吸ができたのです。口だけで呼吸をしても、鼻から水が入ってこないことが、体で覚えることができました。今日の一大収穫です。
 本日の難関と思って神経質になっていたのですが、関門を突破してホッと一息です。出来てしまえば何でもないのですね。考えすぎるからだ、とインストラクターの方から言われ続けていたことの一つが、これでとりあえず解決しました。

 水中4メートルまで潜行しました。1メートル潜る毎に、頻繁に耳の空気抜きをするように指示を受けていたのですが、私は難なく潜ることができました。今日はもう一人の方と一緒の講習でしたが、後で聞くと、その方は空気抜きがうまくいかず、耳が痛かったのと、鼻に水が入って苦しいし痛いし大変だったとか。一緒に水中にいたのですが、そんな状態だとはつゆ知らず、慣れた人だなと思っていたのは的外れだったことがわかりました。人の体と心の中の状態は、こちらも必死なせいか分からないものです。

 水底で呼吸だけで浮き沈みするのは、もう得意なスキルとなっています。しかし、おもしろく上下しているうちに、突然浮上しだしたのです。あれよあれよという間に、水面に出てしまいました。水中でのバランスを崩して浮き出した時に、足をバタバタさせたために上へ上へと移動したようです。
 後でインストラクターからは、フィンで蹴るからますます上にあがるんですよ、と笑いながらのアドバイスをもらいました。じっとしていたらよかったのです。何とかしなくては、との思いから、足をバタバタさせたのです。中々むつかしいものです。

 水深3メートルの位置を確保しながら、ゆっくりと泳ぐ練習も、体がいうことを利かず、思い通りにならない我が体にアイソがつきそうになりました。方向転換も、水中ではぎこちなくて情けないことです。
 とにかく、何事もあせらずに繰り返し練習をして、水中生活に体を慣らすことに尽きるようです。

 今日の圧巻は、タンクの空気がなくなったという想定での、緊急事態の訓練でした。自分の空気がなくなり、バディといわれる同行の人の予備の空気源を借りる、というものです。オクトパスと呼ばれるこのバックアップ空気源は、本当によく考えられた装備です。

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 まず、自分の空気がなくなったことを相手に伝え、そして相手のオクトパスを借りるのです。練習とはいえ、自分のレギュレーターという空気取り入れ具を外すのに勇気がいります。そして、相手のものを受け取って付け替えるまでは、やはり心臓がドキドキです。何とかうまくいって一安心。相手との水中でのコミュニケーションの大切さを痛感する場面です。
 スクーバ・ダイビングは、奥の深いスポーツのようです。
 このコースで勉強することは、これでほとんど終わりです。ライセンス用手帳には、終了内容のチェックがされています。

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 何とか資格を取得できそうなところまできました。一通り終わりましたが、海での実習の前に、もう一度プールでの練習をすることにしています。

posted by genjiito at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記