2007年07月17日

電車を待つ心理

Ixmw_au9_s整列乗車の線を跨ぐ


 電車を待つ時に、整列乗車をするのがマナーとされています。
 関東はきちんと並んでいるのに、関西は列を作らないといわれています。関西から関東に通勤する身としては、近ごろはそんなに極端な差はないように思います。最近は、関西も並ぶ人が多いようです。私鉄などでは、沿線の雰囲気も大いに関係すると思われます。

 さて、今朝の京都駅でのことです。上京するために新幹線を待っていた時です。自由席に座るために並ぼうとしたところ、すでに一人の男性が列の先頭に立っていました。私は、その立つ位置に興味をおぼえました。ホームに引かれた線は2列に並ぶようになっているのですが、私の前の方は、その線のちょうど真ん中を跨ぐようにして立っておられるのです。私は、その内側の後ろに立ちました。次の人は、私の後ろに、そして次々と前の人に倣うので、列は1列で長くなります。

 もし、先頭の人が2列の内の左右どちらかに立てば、私はその横に、そして後ろの人は多少の乱れはあっても、2列で並ぶことになる可能性が高くなります。

 なぜ、先頭の人は真ん中に、左右に人が来ないようにして一人で立つのでしょうか。これは、よくあるパターンなので、考えてみました。
 そこには、自由席なので何とか座りたい、という心理が大きなウエイトを占めます。指定席なら、このような並び方にはならないでしょう。
 先頭の人の心理として、自分が最初に車内に入り、空いている一番いい席を確保したいのです。隣に並ぶ人に先を越されたくないし、また先を競うことを避けたいためにも、自分が並んだ列の横に人が来にくいように、2列分の線の真ん中に立つのではないでしょうか。
 座席に座った時に、隣に人が来にくいように自分の荷物を隣の席にソッと置いておく心理と同じなのです。そのお陰で、新幹線の自由席の3列シートの真ん中は、ほとんど空き席です。新幹線は、飛び込んでも自由席の3列シートには必ずと言っていいほど座れます。

 案の定、列車到着と同時に、ドアが開くやいなや先頭の方は飛び込んで行かれました。お目当ては、2列シートの窓側だったようです。

 ホームの混雑緩和のためにも、一列に並ばないような工夫が必要です。どうすれば、引いてある線の通りに2列に並んでもらえるのか。3列乗車の場合などは、せいぜい2列に並んでいればいいところです。
 他人と肩を触れ合って電車を待つことに、抵抗感もあります。それならば、体を密着させないですむ間隔で並ぶように、ゆとりをもった列を指示すればいいのかもしれません。

 駅では、ホームに線や矢印やマイク放送などで注意を喚起しておられるようですが、決め手を欠くようです。
 よく眼にする光景なので、何か対処法はないかと思い、少し考えてみました。
posted by genjiito at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記